〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂1-2-6 赤坂パインマンション2F-5A【けやき通り沿い】
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腰痛
腰は、腰椎(ようつい)と呼ばれる5つの骨がブロックのように積み上げられて構成されており、寝ている体勢以外は常に重い体を支えています。
腰には、日常的に常に負担がかかる場所でもあるため、本人も自覚がないうちに疲労が蓄積しやすく、痛みが起こりやすい場所でもあります。厚生労働省が行った病気やけがによる自覚症状の調査では、男性の1位、女性の2位が腰痛となっており、誰もが経験しうる身近な症状です。
腰痛が起こる原因はさまざまで、複数の要因が絡んでいる場合もあります。多くは原因不明ですが、15%程度は原因を特定できる「特異的腰痛」です。原因となる代表的な病気としては椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、骨粗鬆症が挙げられます。これらは、いずれも背骨の神経が圧迫されて痛みが起こり、圧迫がひどいときには、脚の筋力低下やしびれを伴います。
<腰椎椎間板ヘルニア>
腰椎とは背骨の腰の部分を構成している5つの骨のことで、骨と骨の間に椎間板というクッションの役割を果たす「椎間板(ついかんばん)」と呼ばれる軟骨があります。この椎間板が何らかの原因によって正常の位置から外れて、後方の脊髄や神経根を圧迫する病気のことを椎間板ヘルニアといいます。主な症状は、腰やお尻の痛み、足に痛みやしびれ、足に力が入りにくくなるなどです。20代~40代で発症される方が多いです。痛みは、長い距離を歩いたり、重いものを持つと強くなることがあります。悪い姿勢での動作、喫煙などにより起こりやすくなることが知られています。
<腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)>
腰部脊柱管狭窄症とは、50代以降の中高年に発症される方が多い疾患で、背骨の中の脊髄が通る脊柱管(せきちゅうかん)と呼ばれる空間が、加齢に伴う変性や何らかの原因によって狭くなる病気のことです。特徴的な症状は腰痛やお尻や足にしびれや痛みに加えて、少し歩くと痛み・前かがみになって休むとまた歩ける間欠性跛行(かんけつせいはこう)が特徴です。
<骨粗鬆症>
主に加齢により骨密度が減って骨折しやすくなる病気です。
〈その他の腰痛〉
腰痛の約85%は、神経症状や重い基礎疾患などがなく、MRIなどの画像検査をしても、どこが痛みの原因なのか特定しきれない「非特異的腰痛」です。いわゆる腰痛症と呼ばれるものはこれに該当します。長時間、中腰や猫背などの悪い姿勢を続け、腰の筋肉が緊張したときや、運動不足で筋肉量が減ってしまったとき、寒さで筋肉が硬直する冬の時期でも痛みが起こりやすくなります。いわゆるぎっくり腰と呼ばれる急性腰痛症も、非特異的腰痛に含まれます。急性腰痛症は、重いものを持ち上げたときなどに突然腰が痛くなる状態のことで、多くは腰回りの強い痛みだけが続き、徐々に痛みが軽くなっていくものですが、場合によっては痛みが強くなったりすることもあります。
腰痛は腰の病気によるものだけでなく、泌尿器の病気や消化器の病気、婦人科の病気、血管の病気、皮膚の病気などでも起こることがあります。
泌尿器の病気の例としては、腎臓や尿管、膀胱、尿道などに石ができる尿路結石、膀胱炎、腎盂腎炎などがあります。
消化器の病気の例としては、胃や十二指腸の粘膜が傷つく胃・十二指腸潰瘍、胆石、胆のう炎、膵炎などがあります。
婦人科の病気としては、女性で激しい腰痛がある場合、卵巣が腫れる卵巣嚢腫、卵巣捻転、子宮外妊娠などの病気が考えられます。
腹部大動脈瘤や腹部大動脈解離といった血管に関係する病気でも、腰痛が症状の一つとして現れる場合があります。
皮膚の病気で、ウィルスの感染による帯状疱疹でも腰痛が起こることがあります。
鍼治療の作用の一つには、大きく分けて「全身に起こる変化」と「局所における変化」この二つからなります。
「全身に起こる変化」
筋肉の緊張緩和や血流を改善することが挙げられます。
体に鍼を刺すと、一時的に周囲の血管は収縮しその後に今度は血管は拡張していきます。
血管が拡張するということは、血管内を流れる血液量は増しますので、組織の循環や新陳代謝の活性化につながります。
また針自体は体にとっては異物ですから、身体に針を射つと異物が体内に侵入してきたと捉え、それを排除しようと刺された部分に一気に血液が集中し、免疫機能の働きも高まります。
「局所における変化」
鍼を打つことによって体には傷がつくわけですが、その傷を治そうとして自然治癒力が働き、傷を治してくれます。この生まれつき持っている能力である自然治癒力を利用して鍼で刺激を与えることで筋肉の修復を促すことができます。
当院では、腰痛の治療にもトリガーポイント療法などを用いながら行っています。
治療期間は完治まで3カ月。治療回数を8回と定めております。
(勿論、軽症であれば上記期間より短く・少ない回数で治療を終えるケースもあります。)
診療時間 | 【月・火・木・金】9:00〜19:00 【土曜・日曜・祝日】9:00~17:00 ※最終受付は診療時間の1時間前 |
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定休日 | 水曜・祝日・隔週日曜・その他臨時休診あり |
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当院では、交通事故によるムチウチ治療(自賠責保険対応)にも力を入れております。
ムチウチ症状には、トリガーポイント鍼治療が特に有効です。
また患者様が治療に集中できるよう「交通事故専門の弁護士」とも提携し、患者様をフルサポートしております。治療は、早めのスタートが肝心!
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