〒810-0042 福岡県福岡市中央区赤坂1-2-6 赤坂パインマンション2F-5A (けやき通り沿い)
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《鍼治療》
Q.線維筋痛症は治りますか?
A.線維筋痛症は原因不明や治療法が定まっていないなどの情報がありますが、線維筋痛症は治ります。
それは、本来人間に備わった自然治癒力によってです。
「鍼治療」や「あん摩マッサージ指圧」などの刺激は、その自然治癒力を高めます。
どうぞ希望を持って治療に取り組まれてください。
Q.鍼灸院であればどこの鍼灸院でも「線維筋痛症」の治療に対応できますか?
A.一言に鍼灸(鍼灸院/鍼灸師)と言っても、その鍼灸師(鍼灸院)の治療方針や専門としている疾患が其々によって異なります。
当院では「線維筋痛症」は「筋・筋膜性疼痛症候群」の集合体として捉えている為、「筋肉」に対するアプローチが上手くできることが、線維筋痛症の治療を行う上で必須条件だと考えております。
しかし一方で、鍼治療の中には経絡(けいらく)治療という、体表の比較的浅い部分を流れる「気」を整える治療法もある為、本来の線維筋痛症の治療目的の「筋肉」に対する刺激としては、浅い刺激だけでは不十分だと感じます。
「筋肉治療」と「経絡治療」どちらの治療法が優れているとかはありませんが、それぞれの特異疾患や相性もございますので、線維筋痛症の方が治療院を選ばれる際には「筋肉の治療」「トリガーポイント治療」を得意としている鍼灸院を選ばれることを条件の一つとしてお勧めしております。
「線維筋痛症」は筋肉のコリを起因として発症する症状ですが、決して単純な疾患ではありませんので「姿勢」「食事(栄養)」「生活習慣」「メンタル」など包括的な視点で治療に取り組まれている治療院にかかることも重要です。
Q.線維筋痛症はどのくらいの期間で治りますか?
A.「線維筋痛症」と同じ診断を受けた方でも、発症原因やその方が置かれている環境によっても症状の差はあります。
同様に治り方にも個人差があります。
線維筋痛症は、発症までに長い年月をかけて出てきている症状ですので、半年〜数年単位の中長期的な視点で治療に取り組まれることをお勧めしております。
理由は以下になりますが、身体には「恒常性(こうじょうせい)維持機能」と言って、良い状態であれ悪い状態であれ、身体は大きな変化を受け入れないということです。
例え身体が変化したとしてもすぐに元に戻るものです。血圧や体温もある程度一定を保っているのは、この恒常性維持機能のおかげです。歯科矯正の治療が、弱い刺激を長期間与えて行うのもこの為です。
当院で行う「鍼灸」や「按摩マッサージ指圧」は決して強い刺激ではありません。
魔法のように一度に大きな変化を起こすことはありませんが「鍼灸・マッサージ」で小さな刺激を積み重ね与えていくことと、一定期間に「姿勢」「体の使い方」「セルフケア」「生活習慣」「食生活」「心の持ち方」などを覚えて、変容を重ねていくことによって身体は徐々に変化を見せていきます。
Q.「線維筋痛症」を治すために、自分でも何か出来ることはありますか?
A.鍼やマッサージの施術でケアも大切ですが、それ以外では以下の四つです。
①食事
〜身体は食べたものでしか作られませんので、普段口に入れる物には注意をしましょう。
身体作りの第一となるものは「タンパク質」です。良質なタンパク質(卵・お肉・お魚・チーズ・プロテイン)などを積極的に摂取して、添加物の多い食品や加工食品は極力減らしていきましょう
また和食中心で揚げ物を減らしましょう。酸化した油は体内で炎症を起こします。脂はオメガ3脂肪酸と呼ばれる青魚などに含まれる物を取りましょう。
オメガ3脂肪酸は体内の炎症を抑えるとも言われていますので、頻繁に青魚を摂るのは難しいですのでサプリメントなどの活用もお勧めします。
②入浴
〜入浴は、シャワーだけで済まさずに浴槽に浸かりましょう。
当院にお越しになる線維筋痛症の患者様に伺うと、普段の入浴をシャワーで済ませていたという方が多いです。
それも何年もお風呂に浸かっていないという方もいらっしゃいます。
シャワーでは体の汚れは取れるかもしれませんが、浴槽に浸かる事に比べれば身体の疲れまでは取れません。
筋疲労の蓄積がリミッターを超えたものが、「筋膜性疼痛」の正体ですので、「線維筋痛症」に発展する前段階で防ぐことも重要です。
日本には、古くから「湯治(とうじ)」というものがありますが、湯治は温泉に浸かり体温を上げる事によって免疫力を高め病気の回復を促す目的です。また入浴する事によってかかる水圧を受けて血液循環を促す役割もあります。
入浴することによって自律神経にも働きかけ、睡眠の質の向上にもつながります。
各家庭にお風呂がなかった時代では、わざわざ温泉場に出向いて湯治を行なっておりましたが、現在はほとんどの家庭でお風呂に浸かれる環境があるかと思いますので、ぜひお風呂に浸かってください。
③睡眠
〜身体の修復や回復には睡眠が必須です。
また睡眠について注意が必要なものは入眠時間と質です。
可能な限り日付けが変わる前にベッドに入りましょう。
また睡眠の質を下げないためにも、寝る前の飲酒も極力控えましょう。
④セルフケア(運動)
〜線維筋痛症の症状は個人差が大きな症状ですので、軽度の運動ができる方もいれば日常生活もままならないといった方もいらっしゃいます。
痛みで体を動かせない方もいらっしゃると思いますので無理に行う必要はありませんし、身体が動かせないからと言って悲観する必要はありません。
運動については、筋トレなどのハードなトレーニングより、ウォーキングやプール歩行など軽度な運動をお勧めします。
また当院では、理に適ったカラダの使い方や、その方にあったセルフケアなども処方しておりますので、当院でお伝えしている運動を日常に取り入れてください。
以上に挙げたことは線維筋痛症の方だけではなく健康な生活を心がける方、他の病気・症状を患っている方にとっても最低限意識し実践すべき項目かと思っております。
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