症例紹介・線維筋痛症

【来院された方がお持ちだったお悩み、ニーズ】

​線維筋痛症による諸症状

〜全身の痛み・倦怠感・微熱・不眠・朝目覚めてもベッドから起き上がれないなど

【当院がそのお悩みやニーズをどう解決したのか】

　60分の全身調整（指圧マッサージなどの整体と鍼治療）に併せて

生活習慣のアドバイスや栄養指導などを行わせていただきました。

【通院期間】R2.12.12〜 R4 1/9　合計16回

・初診R1.12.12 ・2回目12/16 ・3回目12/25  ・4回目R3年1/24 ・5回目2/7

・6回目 2/21 ・7回目3/7  ・8回目3/21・ 9回目4/4  ・10回目4/25 

・11回目5/23 　・12回目12/7  ・13回目12/13  ・14回目12/22  ・15回目12/28 　

・16回目 R4 1/9

院長吉村より

〜線維筋痛症は、”難病”や”原因不明”と云われ、未だ西洋医学的には薬によって痛みをコントロールしているのが現状です。

しかし、実際のところは「筋肉の慢性疲労によって出来たトリガーポイント」です。

いわゆる「筋・筋膜性疼痛」が単発ではなく広範囲や全身に及んだものとして考えられます。

症状名だけでなく、実際に患者様の生活習慣や性格なども伺うと、それなりに筋肉（心身ともに）に負担をかけていることがわかります。

　こちらの患者様には治療の方針として、整体や鍼治療で疲労の回復を促すことや、鍼刺激で身体を傷つけて修復力を促すと同時に身体の負担を減らしてあげることや、自然治癒力が上がるような生活習慣を取りいいれていただくことをお伝えしました。

　身体を良くしていこうと考える時、健康の為に何を取り入れる事（足し算）も大事ですが、健康のために悪しき習慣を辞める事（引き算）も必要です。

足し算ばかりで引き算を行わず、結果プラマイゼロで治療効果や薬の効果も上がらない方もいらっしゃいます。

幸いこちらの患者様は「休職中」で、比較的ストレスが少ない状況の中で治療に専念できましたし、生活習慣の見直しを行ってくださいましたので思ったよりも早くいい状態まで行くことが出来ました。

具体的に最初の５回を週一回ペースで通うようご提案しましたが、治療開始から3回目のR１.12/25には「調子が良い、幸せ」との言葉も頂くことが出来ました。

それ以降は身体のメンテナンスで通いながら、一旦調子が良くなった事と仕事復帰をされ忙しくなったことから、当院からは足が遠のきましたが、再度調子が悪くなり約半年ぶりのR3年12/7  に12回目の施術となりました。

以降は定期的な身体のケアが必要と感じられた為、その後も定期的に通ってくださっています。

リタ赤坂鍼灸マッサージ整骨院　院長　吉村大樹