院長あいさつ

　治療家として私が大切にしていることは、患者さまに安心感を持っていただけるように接することを常日頃から心掛けています。

私の尊敬する人物の一人で元プロ野球名監督であった野村克也氏の言葉に「プロ野球選手のプレーは考えて野球をすること。考えて野球をするということは自分のプレーに自分自身で説明ができることである」そのような事を仰っていました。

この事は、私たちの職業にも当てはまる言葉と思います。

「なぜ痛みが出たのか？」

「どうしたらよくなるのか？」を患者さんの背景まで含めて常に考えて

「なぜその筋肉を触るのか」や「なぜそこに鍼を打つのか」患者様に対しての説明ができる施術を提供する。

そのようなプロとしての仕事のやり方を心がけています。

また単に施術をするだけでは無く、患者さまの人生にとってプラスになるようなご提案やアドバイスができるよう心がけています。

　結果として患者さまが健康的な生活を送っていただくことができれば、患者様に関わることができた人間として嬉しく思いますし、そのこと自体が仕事を通して得られる施術家としての最大の喜びであり”存在意義”である思っております。

　私は当院と関わる全ての患者様に「本質的な健康」を手に入れていただきたいと考えております。

私が考える「本質的な健康」とは、原理原則や自然の法則に則ったものであり偏りがないものです。

また人から与えられるものでもなく、常に自分自身の中にあるものだと思っています。

言い換えると「自分自身との調和」が取れた状態だとも思っています。

多くの情報が混在する世の中で、本当に大切なことがわかりにくくなっています。

ですが、本当に大切なことは「遠くにはなく、いつも身近にあるもの」

決して「新しいものではなく、古くからあるもの」でもあります。

私は「鍼灸治療」を通して東洋医学と出会い、その支柱となる哲学に触れ、そのような考えを一層感じるようになりました。

原理原則や自然の法則は普遍的なものであり、本物はどれだけ時代が流れても残り続けます。

時代は今「新しい生活様式」を取り入れられようとしていますが、変わらないものがあると思っています。

　最後に当院と関わることで何より「自分自身との調和」が図られ、より健康的な人生を過ごせる方がたくさん増えることを心より願っております。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リタ赤坂鍼灸マッサージ整骨院　院長　吉村大樹