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オスグット病
【オスグット病の概要】
正式名称は、オスグット・シュラッター病と呼ばれ成長期の運動をしている男児(少年野球やサッカーなどの走ることが多い競技)に多く見られる疾患の一つで主な症状は「膝の痛み」です。
歩行時や運動時の痛み、膝の屈伸や正座ができないなどの膝関節の可動域の制限なども見られます。
また更に症状が進むと「脛(すね)の骨」の変形・剥離骨折などを起こすケースがあります。
【診断】
問診や診察、時に触診で膝下の圧痛の有無、関節の動きの範囲、腫れや変形などの有無を調べ、X線で診断します。
主な症状は「膝の痛み」です。
歩行時や運動時の痛み、膝の屈伸や正座ができないなどの膝関節の可動域の制限なども見られます。
また更に症状が進むと「脛(すね)の骨」の変形・剥離骨折などを起こすケースがあります。
症状や原因には、必ず個人差があることを承知の上で読んで頂きたいのですが、
オスグットになる原因は、個人的には大きく3つあると考えています。
1つ目〜成長期〜
一般的に共通するのは成長期の「骨」の成長に対して「筋肉」の成長が追いついていないことが原因です。
オスグットの原因となる筋肉は、大腿四頭筋(大腿直筋・中間広筋・内側広筋・外側広筋)と呼ばれる筋肉で、大腿四頭筋の一部は骨盤の骨の一部である「腸骨(ちょうこつ)」から始まり、太腿の骨「大腿骨(だいたいこつ)」に付着し、膝蓋骨を経由して最終的に脛の骨「脛骨(けいこつ)」に付着します。
その為、骨の成長に筋肉の長さが追いついていないと、脛骨の大腿四頭筋が付着する部分に慢性的に引っ張りストレスが加わることで骨膜の炎症などが起こり発症します。
2つ目〜オーバーワーク〜
単純に運動量が多く、筋肉の疲労が回復していないケースです。
オスグットを発症する子供たちは、主にサッカーや野球などの走ることが多い競技に見られます。
本来、筋肉は力を発揮する際に短縮(縮む)しますが、運動後に適切なケアを行わないと疲労が抜けず、疲労が溜まったままの筋肉は縮んだ状態となります。
そのことも1つ目の原因に輪を掛ける形となり症状を引き起こす要因となります。
3つ目〜体の使い方〜
私が複数のオスグットの症状を持った選手を診てきた中で受けた共通の印象は「姿勢の悪さ」です。
「姿勢の悪さ」だけでは抽象的なので、少し解説として姿勢が崩れる理由から説明いたします。
姿勢が崩れる理由の一つに立っている時の土台である「足」の状態が影響しています。
具体的には、「足の指」です。
足の指が開かない・握れないなどの機能低下が起こると、重心軸がつま先側よりも踵側に寄ります。
本来、人の体も動物の体も支えているのは「骨」なのですが、重心軸が骨軸からずれると、骨で体を支えられなくなり、体はバランスを取るために「筋肉」を緊張させて姿勢を保とうとしています。
ですので、足指の機能低下は重心軸の不安定感を作り出し、その結果筋肉に過剰な緊張を生じさせる事があります。
つまりただ立っているだけでも下半身の筋肉が緊張しているということです。
まとめると
オスグットを起こしやすいお子さん・なかなか治らないお子さんは以下のことが考えられます。
⑴ 成長期で骨が伸びている状況の中、筋肉が慢性的に引っ張られた状態。
⑵ スポーツ等で、オーバーワークで筋疲労が蓄積した状態。
⑶ 姿勢不良や機能低下を補うために、筋肉が過剰に緊張を強いられた状態
以上がオスグットが発生する理由であり、治りにくい理由です。
最後に、
オスグットは上記に挙げた3つ原因のうち1つだけで現れるのではなく、これらの条件が重なった際に症状として出ているような印象を受けます。
ですので、1の「骨」の成長に関してのアプローチは難しいため、「筋肉」の成長を助けるための食生活を取り入れることや、柔軟性を高めるための取り組みを行う。
また2と3の要因に対しては選手自身も体のことについて知り、ストレッチなどの対応方法を身につける必要があります。
ただなかなか独学だけでは身につかないので、時にはプロの手を借りながら行うこともオスグットの治療や発症を防ぐ近道ではないかと考えます。
当院ではそのようなお手伝いをさせていただいております!
当院では、オスグット治療にもトリガーポイント療法などを用いながら行っています。
治療期間は完治まで3カ月。治療回数を8回と定めております。(勿論、軽症であれば上記期間より短く・少ない回数で治療を終えるケースもあります。)
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当院では、交通事故によるムチウチ治療(自賠責保険対応)にも力を入れております。
ムチウチ症状には、トリガーポイント鍼治療が特に有効です。
また患者様が治療に集中できるよう「交通事故専門の弁護士」とも提携し、患者様をフルサポートしております。治療は、早めのスタートが肝心!
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